彩花盆栽教室ビギナー3年目7月「花咲く木々の枝ぶりを作る」

こんにちは!彩花盆栽教室の小林です。

今日はビギナー3年目の授業をご紹介します。

3年生になると、盆栽のお手入れの会も格段に増えてきます。

今月は花物の盆栽のお手入れ。

枝が伸びに伸びているけど、蕾もついている。

切れない!でもお手入れしたい!

そのポイントをお伝えします。

冒頭部に出ていた同じキブシ。片方の抑えの枝を、剪定しました。

そして針金をかけて、ぐっとまとまった盆栽に。

創作した時よりも枝数も増え、樹形をどうしようか?!と検討しました。

ただただ枝が直線的に伸びた梅。

こちらも、剪定はせず針金で枝を伏せていきます。

同じ盆栽でしょうか!!と思うぐらい、

盆栽の骨格が浮かび上がりすてきになりました。

奥行きも出て、重厚感が増しました。

もさもさになり、枝先にはたわわに蕾をつけているサルスベリ。

枝が全体にべたっと広がっていて、まず枝がどこにあるのかもわかりません。

内側の不要な枝や芽を剪定し、役枝にそれぞれ針金をかけました。

こんなに枝があったの!というぐらい。

頭を上にぐっと上げ、流れ抑え、裏の枝を下げました。

必要な枝を必要な位置に。

ぐっと盆栽の三角形のきれいな形に整いました。

お手入れお手入れを重ねて、お花咲くときに素敵な形の盆栽で鑑賞できるよう、

今後もお手入れしていきたいですね!

暑さに負けずに、管理していきましょう!!