
皆さん、こんにちは!彩花盆栽教室の小林です。
史上最速での梅雨明け。6月に突然、真夏がやってきました!

大丈夫ですか!?
本来7月の授業でしっかりとお伝えするところですが、
暑さの勢いが早く、
授業でお伝えする夏越し対策の一部を、ブログにてお伝えいたします。
今年の夏は長期戦になりそうです。
ぜひ暑さが厳しくない時を見計らって、
早めに準備をすることをお勧めいたします
①水やり
みなさん、お水やりは朝晩の1日2回行っていますでしょうか。
乾いたらたっぷりと、鉢の底から水が出るまで行いましょう。
乾いているか、湿っているか悩むようでしたら、今の時期は水をやりましょう。
また、猛暑の夕方の水やりですが、
盆栽も夏の暑さで全身アツアツ、クタクタです。
盆栽自身の温度を下げて休ませるために、
盆栽の頭からシャワーの水をかけましょう。
これを「葉水(はみず)」といいます。
盆栽園でも、夕方になると葉水を行います。
これをすると、園内がぐっと涼しくなります。
盆栽のいる環境自体を、人為的に下げていく方法です。
また、葉水をすることで、病害虫予防にもなります。
②水切れ対策
彩花盆栽教室生徒様へは、連絡網にて「灌水バット」「軽石」での対策を
紹介いたしました。
朝やった水も、帰宅時にはカラカラになっていている方、
水が切れないか心配という方へはお勧めの方法「二重鉢」です。
大きな鉢や灌水バットに、軽石を敷き詰め、
そこに鉢を埋めます。(下記写真は、「NHK趣味の園芸」2022年2月号)

生徒様の実例がこちらの写真。

そして、水やりは、盆栽の鉢+敷き詰めた軽石にも水をやります。
そうすると、鉢の分の水持ちだけでなく、
バットの分の保水量が保たれます。
また、水だけでなく、軽石に水を撒くと、ヒンヤリとします。
鉢全体の温度も下がります。
二重鉢の注意点は、時々持ち上げて鉢底から出た根を切ることです。
埋めっぱなしにしていると根は鉢の外へ伸びます。
勢いよく根が伸びると、木の形が崩れることがありますので、
時々持ち上げて、鉢の外へ出た根があれば根を切りましょう。
以前、香織先生がNHKEテレ「趣味の園芸」の出演されていた際に紹介していた
「盆栽で箱庭を」はその応用編となります。

③日差し
夏の強い西日に当ててしまうと、葉焼けしやすい植物があります。
雑木類は特にそうです。(ヤマモミジ等)
強い日差しに弱い植物は、日陰や日差しの弱い所へ移動しましょう。

我が家は日当たりが良すぎて、日陰がないという環境では、
遮光カーテンやよしずを利用し、人為的に日陰を作ることをお勧めします。
実践している生徒様の例をご紹介いたします。
とても分かりやすく、手軽に出来そうな例でしたので、
紹介させていただきました。
参考にしてみてください。


みなさんの盆栽、そして育てる私たち自身が少しでも楽に夏が越せるよう、
参考になれば幸いです。
校舎によっては8月授業がない校舎もあります。
授業日以外でも、ご不安な点などありましたら、遠慮なくご連絡ください。
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