こんにちは。
彩花盆栽教室の寄藤です。
清香園では冷え込みが日々厳しくなり、水瓶に厚い氷が張る朝を迎えました。
寒さに弱い樹種は防寒対策をしっかりと行いましょう。
さて、先日盆栽町本校では、清香園一日修行 ~ジンシャリ編~ が行われました!
盆栽でよく見る、白く白骨化した部分。
どうやって作っているんだろう?
枯れている部分があるのにどうやって生きているんだろう?
と不思議に思ったことはありませんか?
盆栽では、枯れた枝を「神(ジン)」、枯れた幹を「舎利(シャリ)」と呼び、
古木感や自然の厳しさを表現します。
今回の一日修行はこのジンシャリの作り方とその手入れの仕方を学びました。
まずは庭園のジンシャリのある盆栽を鑑賞。
次に普段職人さんが冬の室入れ前に行う作業ですが、ジンシャリをブラシで洗いきれいにします。
意外と空気中の汚れや藻などで汚れています。
大型盆栽の作業ということで、ひとつひとつの作業にも緊張感が走ります。
そして、ジンシャリの腐敗防止の為、石灰硫黄合剤を塗布します。
皆さん、普段されない手入れが数多くありましたが、作業に没頭されていました!
昼食後は、ご自身の盆栽にジンシャリを作っていきます。
盆栽園の職人さんの作業を体験して頂き、生徒様の作品もより一層、樹格向上する一日となりました!
☆☆☆一人でも多くの方に盆栽の楽しさをお伝えしたいと思っております。
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